Into the Womb – The Japanese method called “Otona-Maki” VR experience warmly wrapped in cloth

  • 木村 正子
  • 藤井 綺香
  • 長谷川 晶一
  • 宮田一乘

概要

本作品は、原案者は大きな人生の佳境点に遭遇し「生まれ変わりたい」と強く思いメディアアートとして制作した。そんな時に、もし母親の胎内に戻り生まれ直したら、別な人生を送れるかもしれないと思うようになった。その結果出来上がったのが本作品である。

母親の胎内に居る感覚に近づけるために、日本式の「おとなまき」という方法でシーツに包まれながらHMDで映像を見ることで胎児体験を行う。

今後は医療工学の分野で、パニック症状緩和や緊張状態を下げるリラックスを提供するデバイスとしても応用していく。母親の愛情と同じ様に包み込むような温かさを与える事でリラックスさせることができると想定している。

そして、社会的応用では父親など男性への子供への理解を促進させる。

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