Into the Womb

  • 藤井 綺香 (東京大学 学際情報学府 先端表現情報学コース 修士1年)
  • 木村 正子 (東京工業大学 工学院 機械システム系 研究生)
  • 秋山 秀郎 (武蔵野美術大学 デザイン情報学科 デザインシステムコース 学部4年)

概要

子宮の中へ還りたい 生まれる前の自分に還りたい
母親の胎内と結合したい 生まれる前の自分を見つめたい
羊水に浮かびたい 温かい温もりに包まれたい
そして、我に還り 子宮という宇宙の中を彷徨いたい

人生において様々な試練に会ったときに、「もしも、自分が生まれ変わる事ができたら…」「生まれる前に戻ることができたら…」とふと考えることがある。そのような思いからこの作品を制作した。

大きな子宮に包まれながらの胎内 VR 体験を通して、生まれる前の感覚に戻ります。胎児に戻る事で親の暖かみに包まれ、日常の忘れ掛けていた””人は必ず誰かに愛されている””感覚に気付き、本来のナチュラルな自分を取り戻すきっかけになれば幸いである。

作品を制作したきっかけ

「生まれ変わりたい」「自分の原点を見つめてみたい」そう強く想いこの作品を制作した。
作品の原案者は、作品を提案する時期にちょうど大きな人生の佳境点に遭遇した。その時、何度も「人生をやり直しできたら」と強く思った。不意な事も考えてしまうくらい自分を追い込んだ。そんな時に、もし母親の胎内に戻り生まれ直したら、別な人生を送れるかもしれないと思うようになった。その結果出来上がったのが本作品である。

本作品は2017年11月に東京大学で行われた第19回制作展にて展示を行い、「リラックスすることができた」「出産経験のない男性にこそ体験してほしい」などの評価を得た。
また今後は医療工学の分野で、パニック症状緩和や緊張状態を下げるリラックスを提供するデバイスとしても応用していきたいと思っている。母親の愛情と同じ様に包み込むような温かさを与える事でリラックスさせ、パニック状態を沈下させることができると考えている。

子宮VRでの胎児体験!?東大制作展(III Exibition)での「ありえない展示」のリアルに迫る

https://www.gokindler.com/2018/01/06/womb/